2021年12月27日から検索に新しい機能を追加し、利便性が向上しました。追加した機能の具体的な内容をご紹介します。
検索結果画面のヘッダーに検索窓を追加しました。機能はトップページの検索窓と同じです。その隣に、詳細検索へのリンクも設置しました。トップページに戻らなくても、検索結果画面から迅速に次の検索を行うことが可能になりました。
メタデータの検索結果からそのまま、各保存日のウェブサイトに移動できるようになりました。各タイトル検索結果の「▼保存日のリストを開く」をクリックすると、各保存日へのリンクがリスト表示されます。これまでに比べ、それぞれの保存日のウェブサイトに迅速にアクセスできます。
全文の検索結果で、同一URLの検索結果をまとめて表示できるようになりました。
これまでは、同じURLでも保存日が異なっていれば1件の検索結果として扱っていました。そのため、同じURLのページが検索結果に大量に表示され、目当てのページが探しにくいケースがありました。
これからは、同じURLのページの中で最も適合度の高い1件を、代表的な検索結果として表示します。このことにより、多様なURLを検索結果の上位に表示することが可能になり、目当てのページにより効率的にたどり着けるようになりました。
同じURLの異なる保存日のページへのリンクは、「▼他の保存日のリストを開く」をクリックすることでリスト表示することができます。
ご自宅など、国立国会図書館の館外で閲覧されている時に、閲覧したいページへのリンクをクリックすると、館内限定公開であることを示す以下のようなページが表示されることがあります。
これまでは、検索結果に表示されたタイトルやページが館外から見られるかどうか、実際にリンクをクリックしないと分かりませんでした。これからは、検索結果画面に「館内限定公開」と表示され、クリックしなくても公開範囲が分かるようになりました。
トップ画面からの検索にも変更があります。コレクション種別を見直し、「大学」を「大学・学術機関」に、「イベント」を「イベント・スポーツ」に変更しました。「大学・学術機関」には大学だけなく学協会などを、「イベント・スポーツ」にはイベントだけでなくスポーツ関連の団体を分類しています。
「法人・機構」コレクションの下に「独立行政法人」や「公益法人」など、「大学・学術機関」コレクションの下に「国立大学」「私立大学」などのサブコレクションを設けて細分化し、より探しやすくしました。
各サブコレクションをクリックすると、分類されたウェブサイトの一覧を表示できます。また、検索窓にキーワードを入力することで、「法人・機構」や「大学・学術機関」に分類されたウェブサイトに限定した検索を行うことができます。
2022年は、WARP開始から20年の節目を迎える年です。WARPを初めて知った!という方も、いつも使ってる!という方も、より使いやすくなったWARPを、今後ともどうぞよろしくお願いします。