インターネット資料収集保存事業(WARP)には、プロジェクトの内容を象徴的に表現したロゴがあります。
「WARP」という略称は、「Web ARchiving Project」の頭文字をとったもので、過去にワープして当時のウェブサイトを見るという意味が込められています。
左右に配置されている四角形は、その一つ一つがウェブサイトを表しています。それらを複数、前後に配置することで、過去から現在に至る数多くのウェブサイトを保存していることを表現しています。また、黄色・黄緑色・青色の鮮やかな配色により、視覚に訴える効果を図っています。
ロゴの作成にあたっては、他に以下のような候補がありました。いずれも特色のあるデザインでしたが、選考の結果、WARPの事業内容を最も適切にわかりやすく表現している本ロゴが採用されました。
保存したウェブサイトは過去のものですので、現行のウェブサイトに掲載されている情報と異なることがあります。ウェブアーカイブで保存されたウェブサイトを閲覧する際には、両者を混同することがないよう留意が必要です。
そのため、WARPで保存したウェブサイトを表示する際には、上方に、ロゴを入れた青色のバナーを表示しています。このように、ロゴは過去情報の目印としての役割も果たしています。
また、バナーの中には現行のウェブサイトへのリンクもありますので、最新の情報を確認することも可能です。
WARPで保存しているコンテンツへのリンクは、基本的に自由に行っていただけます。オリジナルサイトからコンテンツを消して、WARPにリンクしている例も沢山あります。
►国の機関のアクセス数はなぜ多い?
各種サイズのロゴを以下にご用意していますので、リンクする際には、是非ご利用ください。
►国立国会図書館インターネット資料収集保存事業:サイトポリシー:リンクについて
世界各国のウェブアーカイブの中にも、ロゴを持つものが多くあります。いずれも分かりやすいデザインで、プロジェクトを端的に伝えようとする工夫がうかがえます。
<ロゴのあるウェブアーカイブ>
►Wayback Machine (Internet Archive)
►UK Web Archive (British Library)
►PANDRA (National Library of Australia)
►PADICAT (Library of Catalonia)
►WebArchiv (National Library of the Czech Republic)
►Web Archiving Service (California Digital Library)
►OASIS (韓国国立中央図書館)